ハンドジェルEX（本製品）の主成分は、エタノールです。エタノールでも濃度が高い（75％～79％vol%）を配合しています。他には、グリセリン、カルボマーなど化粧品などで使われる保湿剤がバランスよく配合されています。

エタノールはアルコールの一種で日本酒やウィスキーなどのアルコール飲料に使用されています。また、医療現場では消毒剤として高濃度エタノール（76.9～81.4vol％）が使用されています。ハンドジェルEX（本製品）は消毒剤ではありませんが同程度の濃度のエタノールが入っています。

アルコールの皮脂を落とす作用の影響で過度に使用した場合、手荒れが起こることはあります。ただし、ハンドジェルEX（本製品）には、化粧品にも使われているグリセリンなどの保湿剤がバランス良く配合されおり、手荒れを起こしし難いといえるでしょう。感染のもとにもなる手荒れは普段のお手入れが大切です。

ハンドジェルEX（本製品）を手にすり込んで使用すると、有効成分のアルコールは数十秒で揮発してしまいます。このためハンドジェルEXは、使った後に拭き取ったり水で洗い流す必要がなく、いつでもどこでもご使用いただけます。
ただし目に見える汚れを落とす効果はないため、流水などで汚れを落としてからご使用ください。

感染は、空気、くしゃみや咳などを様々な感染経路によって人に侵入し、その中でも「手指」を介した経路は病気を引き起こす頻度が高いと考えられています。
そのため、こまめな手洗いなどにより手指を清潔に保つことは、感染症にかからないためにとても重要だと考えられています。

お子様に使用しても問題はありませんが、外で着いた泥汚れなどは洗い落としてからお使いください。
ハンドジェルEX（本製品）のようなアルコールハンドジェルは水を使わず比較的簡単に使用でますが、小さなお子様が目や口に入れないよう、保護者の方と一緒にご使用ください。

ゆっくり適量を手に取り、両手にまんべんなく、確実に手指に広げることが大切です。指先、指の間、親指などの部位は意識して全体に行き渡せ手首も忘れずにすり込むように心がけてください。アルコールハンドジェルは短時間で手指洗浄ができます。

アルコール手指洗浄は、これまで多くの場所で使用されており、副作用について過度に心配する必要はないでしょう。
アルコールが体質に合わない方で、アルコールの使用によってかゆみやはれが出る場合は使用しない方がいいでしょう。

アルコールは引火性があるため、火気の近くで絶対に使用しないでください。
またアルコールは床や家具にこぼした場合、ワックスや塗装などと反応して変色させることがあるため、こぼさないように十分気をつけてご使用下さい。
手に傷があるときには、刺激により痛みを生じることがあるため使用しない方がいいでしょう。

直射日光や高温多湿の場所は避け、小さな子供の手が届かない場所に保管してください。また、火気に近づけないでください。

「プロテクターハンドジェルEX」の使用期限は商品本体に印字されています。

国内線での航空機への危険物の持ち込みは非放射性の化粧品及び医薬品（エアゾールを含み、一容器当たりの質量又は容量 が0.5kg以下又は0.5ℓ以下のもの）で上限2kg又は2ℓまで 持ち込みが可能なため、プロテクターハンドジェルEXは上限まで持ち込むことができます。また国際線では「航空機内への液体物持込制限」により持ち込むことができません。

「プロテクターハンドジェルEX」は化粧品として登録されているアルコール洗浄タイプのハンドジェルで指定医薬部外品ではありません。ただし、消毒用エタノールの代替品として手指除菌に使用できます。