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プロフェッショナルの現場 Vol.6

プロが選ぶプロテクター
プロフェッショナルの現場 Vol.6
四条河原町温泉 空庭テラス京都 / 別邸 鴨川
事業統括本部 経営統括責任者
文野友三
2022年6月。
街を愉しみ、京を味わう。都の中⼼に誕⽣した自家源泉のホテル。
最も激戦区と言われる京都に新コンセプトの宿泊施設として「空庭テラス京都 / 別邸 鴨川」が誕生した。
京都市で最大の繁華街四条河原町に位置し、観光、ビジネスの中心地でありながら、
自家源泉の露天風呂を楽しめるホテルとして人気を集めている。
他のホテルとは一線を画し、ホテルの高級感と日本らしさ、京都らしさが同居し、
館内は浴衣で歩ける温泉旅館のような佇まいも併せ持つ。
「〇〇○のようなところ」と表現しにくい独特の空気が流れている。
ー ユニークなホテルですね。
どこにでもあるホテルではいけないと思っています。
「世界でたった一つの、心温かいおもてなしができるホテル」を目指しています。
この立地にありながら、温泉があり、眺望が最高で、足湯まで楽しめる、
そんなことを活かしながら、他のホテルにはない良さを至る所で違いをつくっていこうとしています。
ホームページでもテラスからの眺望などを紹介させていただいていますが、
お客様は、まずそれを楽しみに来ていらっしゃいます。
ー デザインだけでなく、食事などもユニークですね。
一階には「割烹東山」があり、別邸 鴨川のご宿泊者様には本格京割烹料理を味わっていただけます。
空庭テラス京都では、よくあるホテルの朝食とは違い、「古都の玉手箱」という京懐石弁当を用意し、
それを空庭テラスで朝の風景を眺めながら楽しんでいただいています。

ー 今は日本の方が多いですね。
今はまだそうですが、最近は海外からの方も増えてきましたし、今後も拡大していくものと思っています。
海外の方は、日本らしさ、京都らしさを求めていらっしゃいますので、
それをホテル内のあちこちで感じていただければと思っています。

ー 源泉の天然露天風呂という独自の気持良さもありますね。
泉質は塩化物泉で、透明で柔らかい水質で、これは疲労回復に効果があると言われています。
夜だけでなく、日の出から天然露天風呂は楽しめます。
こちらのロビーでは、飲み物やアイスクリームも提供していますので、湯上がりのカップルの
待ち合わせにも使っていただけます。
ー そんなユニークな場所にプロテクターを選んでいただきました。
私たちグループのホテルである日和ホテル舞浜で導入させていただき、評判が良かったのです。
いいことは、すぐグループで横展開します。
ディスペンサーの使いやすさと速乾性が評判がいいです。
アルコール自体の品質も大事です。
非接触のディスペンサーであることは大事です。
いつまでもベタつくようなものは、提供するべきではないと思います。
お客様は、細かいところをひとつひとつ感じているはずです。

ー 入り口に置いてありますが、デザインがマッチしていますね。
マッチしながらも埋もれることなく、存在感があることですね。
素通されないように。
入口にきちんと置いてあると、安心していただけると考えています。
安全に対する私たちの思いも伝わると思っています。
必要に応じて、お声掛けもしますが、できれば、
自然に使っていただける雰囲気をつくりたいと思っています。
ー ホテルとして特に気をつけていることはありますか。
先月から海外の方も増えて、お客様の増加を感じます。
今一度、全員で気に緩みがないように感染症対策に取り組むことを確認しました。
入口だけでなく、テラスなど各所にアルコールを設置していますし、
従業員用の入り口にも設置し、必ず全員が使用しています。

ー 総女将がいらっしゃるのもユニークですね。
それもまた日本らしさ、京都らしさであり、
「世界でたった一つの、心温かいおもてなしができるホテル」なのです。
お客様だけでなく、従業員にも声をかけて動き回っています。
お客様からどう見えているかをいつも気にしていて、どうあるべきかを考えていると思います。
ー スタッフの方への声のかけ方がさすがだなと思いました。
目的を明確にしていますね。
なぜ、こうするべきかと。
何のためにこれをやるのかを考えさせることですね。
考えずに言われたことだけやるのでは、成長がないですね。
自主的にやる気持を作っているのだと思います。
ー なるほど。ここで働いていらっしゃる方々はつくり笑顔ではなく、心からの笑顔ですね。
不思議なことに人間って、なんとなくそういうことが瞬時に見抜けるんです。
何事においても「しごとをさせていただいている」感謝の気持を持つことを日々確認しています。
その気持があるかどうかで、行動は全く違うものになると思います。
マニュアルだけの挨拶か、気持の入った挨拶かは、お客様はわかりますよね。
だから、こう挨拶しなさいと指導するのではなく、気持を持たせることを意識しています。
いつも考えて行動することです。
そうすれば、働ける喜びを意識できて、こころからの接客も実現していくものだと考えています。

ー 観光客が増える一方で、次々とホテルが建っていく。その中での戦いもあるかと。
もちろん、「世界でたった一つ」の存在として選ばれるということはとても大事ですが、
他の施設との戦いとは捉えずに、地域と共に発展していくことを大切にしています。
京都の魅力をいかに体感していただくか。
そのなかで、泊まっていただくことで、またお越しいただけるきっかけは何かと学びたいのです。
ー プロって何ですかね
目的にむけて動けることです。
常にお客様視点を大切しています。
お客様にお越しいただけないと仕事が成り立たない。
まずはお客様がお越しいただいていることに感謝をすることからです。
お客さまはそれぞれ目的があって、いらっしゃいます。
その目的にどれだけお応えできるかですね。
そこで日々勉強させていただいています。
多くのお客様との最初の接点は、ご予約のお電話です。
その段階から、目的は何かを探っていきます。
その目的に対する私たちのおもてなしで、再度お越しいただけるかが決まると思います。

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